EDGA(ヨーロッパ障害者ゴルフ協会)からの連絡によりますと、EDGAがR&Aのピーター・ドーソンCEOと面談。ゴルフをパラリンピック正式種目にするための協力を要請したところ、ドーソン氏は極めて好意的だったそうです。USGAにも協力を求め、米国の障害者ゴルフ団体のパラリンピックに対する考え方等を調べ、とりまとめをすると思われます。(2009 11.29)
第2回報告 EDGAがIPC(国際パラリンピック協議会)に提訴
EDGA(ヨーロッパ障害者ゴルフ協会)のPieter van Duyn事務局長(以下、ピーターと表記します)から連絡があり、11月2日にドイツのボンに本部があるIPC(国際パラリンピック競技会)に「ゴルフをパラリンピックの正式種目にして下さい」という提訴に行ったそうです。
ピーター達は世界各国で行われている障害者ゴルフの国際及び国内大会の過去8年間に及ぶデータを提出。いかにたくさんの国で障害者ゴルフ選手権が行われているかをアピールしました。これには日本のDGAも協力しております。
オリンピックでもそうですが、パラリンピックでもできるだけ多くの国で行われている種目が正式競技へ採用されるかどうかの鍵になります。ゴルフの場合、水泳やバスケットボール、スキーなどに比べれば障害者スポーツとして活動を行っている国は少ないと思われます。その辺が正式競技採用へのネックになる懸念はあります。
しかし、EDGAではIPCの答えがどうであれ、今度はR&AのCEOと面会をとりつけ、協力を要請するということです。IPCの回答等何らかの新しい動きがあったらまた教えてくれるそうです。
なお、ピーターは来年の日本障害者オープンゴルフ選手権に参加したいとの意向で、パラリンピックのことや障害者のクラス分けや競技のやり方などについてDGAの運営者や選手達と意見交換をしたいと言ってきました。ぜひ実現することを期待しています。
第1回報告 ヨーロッパからアプローチがありました (2009 11.1)
2009年10月13日、ゴルフと7人制ラグビーが2016年と2020年のオリンピック種目に正式に決まりました。
私たちゴルフに携わるものとしても、とてもうれしい限りですが、ちょうどその頃から各種マスコミ、企業、個人から「パラリンピックはどうなるのか?」と問い合わせが来るようになりました。
しかし、正直私たちの元にはまだ何も連絡が来ておりません。
私たちDGAは(財)日本障害者スポーツ協会に加盟しており、パラリンピックの運営についてはここ(実際にはJPC=日本パラリンピック委員会)が日本の窓口となっているので、決まったことがあれば私たちDGAに真っ先に報告があるはずです。念のためこちらからも連絡をしてみましたが、「まだパラリンピックの本部からは何も連絡が来てない」とのことでした。
このコーナーでは、パラリンピックに関する情報が入り次第、適時報告をしていこうと思います。
もちろん私たちは、縦のつながりである日本障害者スポーツ協会だけでなく、横のつながりである諸外国のゴルフ協会とも連絡を取り合ています。その中ではEDGA(ヨーロッパ障害者ゴルフ協会)が他の国に先駆けて、パラリンピックへ向けての活動を開始しています。
先日、EDGAのPieter van Duyn事務局長からDGAに連絡がありました。11月にIPC(国際パラリンピック委員会)にゴルフを正式種目にしてくれるよう提訴に行くということです。その時に過去のDGAの競技会のデータが欲しいと言うことでしたので、提供しました。できるだけ多くの国で障害者ゴルフが行われているほど正式種目になる可能性が高まるとのこと。隣国・韓国のKDGAについても紹介しておきました。
EDGAの提訴とIPCの反応については今後、Duyn事務局長が報告してくれることになっています。
障害者の大会と言っても、障害の種類はいくつもあり、私たちDGAの大会ですら8部門に分けたくらいですから、実際の運営がどのような形になるのかはまったく予想がつきません。
下肢障害、上肢障害、車いす利用者、知的障害といった障害者を同じフィールドで競わせるべきでしょうか。視覚障害や聴覚障害の選手も参加することになるでしょう。
かと言って、あまり部門を細かくすると、参加者や参加国が少なくなりすぎ、競技としては成立しなくなるかもしれません。
ですから、ゴルフがパラリンピック種目として成立するためには、上から決まった通達が来るのではなく、私たちの意見も取り入れながら、どのような形にしていくのかということをいっしょに決めていくことになるのではないかと予想しています。
出場選手の候補についても、障害種類が決まってないのにまだ断定はできませんが、一般的なこととして以下のことは言えると思います。
- 実力があること
- 本番に強いこと
- マナーや礼儀作法ができていること
これは、障害の有無とは関係なくゴルファーとしては当たり前のことですが、私たちはこの基本ができている強い選手を求めることになると思います。
今後は何か情報が入り次第、このコーナーで報告をしていこうと思います。